建て替えと耐震リフォーム、どっちがお得?
建て替えと耐震リフォーム、どっちがお得?
■ 老朽化の激しい家だと耐震リフォームはできないって思っていませんか?
■ 建て替えたほうがいいって思っていませんか?
■ 耐震リフォームは高いって思っていませんか?
まず考えるべきは耐震性
大切な家族と財産を守るためには、地震が来ても安全な家にする必要があります。ご自宅の耐震性に不安がある場合、建て替えか耐震リフォームのどちらかを検討することになるでしょう。その際、工期やコストなどいろんな面で比較検討することと思いますが、最も考えなくてはいけないのは、当然のことながら、家族と財産を守るための「耐震性」です。
基礎や土台が老朽化している場合は、何年か経つと再び改修が必要となることもあるため、建て替えを検討する必要もあるかもしれません。しかし、既存の基礎や構造体を生かして全面リフォームすることで、コストを抑えつつ十分な耐震性を求めることも可能です。
建て替えに比べるとリフォームは耐震性に劣ると思われていますが、現在のご自宅の状況によっては、リフォームでも十分な耐震リフォームをすることも可能です。
例えば、屋根を軽くする。昔ながらの瓦屋根を軽量の屋根材に変えるだけでも耐震性能がよくなりますし、1階の建物四隅に壁を作ることも有効です。その工事だけであれば100万円〜200万円で工事が可能となります。
基礎や土台に問題がない、あるいは補強できる場合は、間取りを大幅に変えたいなどの理由がない限り、リフォームで十分です。また、「耐震性」という面からいうと、必ずしも建て替えのほうがいいとは言い切れません。
結局は、建て替えと耐震リフォームの耐震性は、しっかりした施工業者選びができれば大きな違いはないと考えて問題ありません。
最も気になるコスト
建て替えか耐震リフォームかと考えると、気になってくるのがコストです。
当然のことながら、建替えのほうがコスト高。耐震リフォームのほうがお得です。
建て替えは、家を新しく建てるための費用だけでなく、解体・撤去処分のための費用、さらに仮住まいの間の住居費や引っ越し費用、家具や家財道具を一時的に預かってもらうためのトランクルーム費用など、さまざまな費用がかかってきます。当初の見積りよりも多くなることも、しばしばあります。
建て替えの場合は…
・一時的な住み替えが必要
・解体・撤去のための費用が必要
・条件によって以前の家より狭くなる可能性がある
<30坪の家>
建て替え:新築約1500万円+解体費その他+仮住まい・引っ越し 計2000万円以上
耐震リフォームの場合は…
・住み替えは必要なく、住みながら工事可能
・リフォーム費用以外の費用は原則として不要
・現在の間取りを生かすことができる
<30坪の家>
リフォーム:約500〜600万円
耐震リフォームのメリット
耐震リフォームのメリットは、コストが割安・工期が短いといったことだけでなく、愛着のある家を大きく変えずに済むといったことも挙げられます。
また、全面リフォームすることで、住みなれた家を新築のようにピカピカにすることも可能です。
間取りを大きく変えるために建て替えを検討するご家族もいらっしゃいますが、かなりの部分はリフォームでも実現可能です。こと耐震性についてだけいえば、ほとんどの家はリフォームで十分な強度を持たせることができます。
さらに、耐震リフォームのメリットとして、助成金が出ることが挙げられます。耐震リフォーム助成制度については、以下のページをご覧ください。
信頼できる優良リフォーム業者に耐震リフォームアドバイザーになってもらうことで、余計なコストを抑えて十分な耐震性をもつリフォームをすることができます。
- 地震のダメージ
- > 当サイトについて
耐震リフォーム見積りナビは、ご相談からサイトの利用、現地調査を受けるまですべて無料です。調査報告・耐震リフォームのご提案を受けた後も、弊社が仲介役となりますので、しつこい営業を受ける心配もありません。