耐震工事実績紹介02
昭和57年建築の2階建て木造住宅の耐震リフォーム
建物名(構法) | M邸(在来軸組構法) | 価 格 | 220万円+追加46万円 |
竣工年月 | 1982年7月(昭和57年) | 築年数 | 築10年以上 |
この住宅の一番の欠点は、和室と居間でした。耐力壁が少なく、大きな地震で致命的な損傷を受けてもおかしくないほどでした。
さらに建物のバランスが悪かったため、壁の補強を1階で10か所、2階で2か所補強し、バランスを整えました。また耐力壁になる部分の下に基礎がないことが発覚したため、話し合いの結果、追加工事で基礎を新設しました。
こちらのお宅は外壁の塗り替えを同時に行い、防犯対策として窓に面格子を設けました。1階はもちろんですが2階の窓も、下屋からの侵入の可能性がある箇所には面格子を取り付けました。外壁の塗り替えを同時にできたため、壁の補強も外部から行い、別々で工事するよりも割安の価格でできました。
耐震診断の結果
【評点】 0.43 ⇒ 1.01
上部構造評点 のうち最小の値 | 評点 | 判定 | 地震被害想定3次元CG |
1.01 | 1.5以上 | ◎倒壊しない | |
1.0以上〜1.5未満 | ○一応倒壊しない | ||
0.7以上〜1.0未満 | △倒壊する可能性がある | ||
0.7未満 | ×倒壊する可能性が高い |
耐震工事内容
@当初この部分の壁を耐力壁とする予定でしたが、直下に基礎が存在しないことが判明しました。したがって、和室押し入れ内の壁直下に基礎を新設する工事を行いました。
A金物を取り付け。柱と梁(横架材)が地震の揺れで離れないようにするためのものです。
B押し入れ内部で耐力壁を設けました。
C南北方向の耐震性を上げるために耐力壁に。地震の揺れに強くなります。
D南東角が耐震不足でした。室内側からではなく外壁を解体し、筋交いを入れました。南北・東西両方向に耐力壁を設けることで、地震による揺れに強くなります。
A金物を取り付け。柱と梁(横架材)が地震の揺れで離れないようにするためのものです。
B押し入れ内部で耐力壁を設けました。
C南北方向の耐震性を上げるために耐力壁に。地震の揺れに強くなります。
D南東角が耐震不足でした。室内側からではなく外壁を解体し、筋交いを入れました。南北・東西両方向に耐力壁を設けることで、地震による揺れに強くなります。
E2階和室南西部分に壁が少なかったため、耐力壁を設けました。筋交いではなくメーカーから販売されている「壁つよし」という商品です(白色)。この部分の地震による横揺れに強くなります。
F廊下のサッシに面格子を付けました。防犯対策です。
F廊下のサッシに面格子を付けました。防犯対策です。
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